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『桐』は日本で古くから、箪笥、下駄、琴、火鉢などに使われ、軽くて弾力性があり、火や水に強く、虫が付きにくく寸法変化が少ないなどの優れた特徴があります。
また、見た目の派手さが無く落ち着いて控えめな感じと、触ると柔らかく温もりがあることから、近年は徐々に押入れをはじめ、床、壁、天井板などの内装材としても使われています。
桐の床は、何よりも足裏の感触が良い。夏は涼しく、冬はほのかに暖かく、素足の生活が気持ち良い。
滑りにくく、転んでも怪我をせず、車椅子が使えて、介護のためのリフォームとしても最高です。柔らかさは欠点ではなく、むしろ、安全性に繋がると言うことです。
桐の床は、畳とは違う、ましてやフローリングとも違う、柔らかい光を放つ、和洋折衷の新しい床材です。
2021-01-18 10:45:09
第14回 桐 | コメント(0)
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