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現在、住宅は坪いくら、坪単価という考え方が一般的ですが、昔は人工数、つまり職人が何人役かかってできたかということが、家の価値の大きな目安であったようです。家を建てる人は、隣が何人役かかったのなら、自分はそれ以上の手間をかけて家を建てたいと考えていたようです。それが人知れぬ誇りであると同時に、手間をかけた分だけ大切にして、4代、5代も住み続けることができたのです。
戦後、日本の住宅の平均寿命は25年と言われて来ました。そこで、例えば50坪の家が2,000万円なら坪40万円。25年保てば、年単価は80万円です。同じく3,000万円なら坪60万円。しかし、60年保てば年単価は50万です。つまり、坪単価がいくら安くても、短命なら高くつくと言うことです。それが、私の言う年単価の考え方です。長く保つことは、同時に環境にやさしい行為となります。そこで、これからは80年は保つことが必要だと考えます。子どもも、孫も、住宅ローンは不要となります。世界の国々の中で、大手ハウスメーカーの存在や、各世代がみんな住宅ローンを抱えていることは日本だけなのです。
2021-01-19 09:28:18
第20回 年単価 | コメント(0)
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