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日本の住まいは昭和40年頃から変わり始め、今ではすっかり洋風化して、畳の部屋は1部屋、中には1部屋も無い家も珍しくありません。
その結果、畳屋さん、建具屋さん、左官さん、は仕事が無くなりました。また、山の人達がせっかく手入れをした節の無い柱木や、何代もかけて育てた樹齢何百年という銘木の用材も価格が暴落しました。
その上、鉄やコンクリートの家が建てられ、輸入住宅も珍しくありません。1つのマンションが、1つの小さな町ができる程の木材需要を奪っています。現在、国民1人当たりの木材の年間使用量は、アメリカの半分になりました。その少ない使用量の中で国産材は2割に届きません。
そんな中、各地で原木市場は転廃業に追い込まれ、製材所は鋸をはずしています。山の仕事が無くなり、山も棚田も見捨てられ、かつて、「国破れて山河あり」とうたわれた山河は元気でいるのでしょうか。
経済優先、効率優先、科学万能、数値至上。そして、益々のグローバリゼーションで私達の街が暮らしがどんどん変わって行きます。
今、私達は問いかけてみましょう。
「山河は清いか魚住むか、子どもは元気か日本住宅どこへ行くのか。」
2021-01-19 09:30:12
第22回 今 | コメント(0)
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