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前回の杉についてはこちらから 前回に引き続き、杉についてお伝えしたいと思います。 ■ なぜ日本に杉が多いのか 日本で杉の植林が始まったのは、約500年前の室町時代で、全国的にたくさん植えられるようになったのは江戸時代からといわれています。 戦時中は多くの木が伐採され、戦後は復興や経済発展、防災の観点から大量の木材が必要となりました。そこでたくさん植えられたのが、杉です。なぜならば、杉は成長が早く、まっすぐ高く伸びて加工がしやすい為です。当時植えられた杉は現在、木材として適した時期を迎えていますが、海外の安い木材が増え、木造家屋が減少し、木よりもプラスチック材など便利な素材が増えてきた為、伐採されることが減ったのも杉が多い原因といえるでしょう。 ■ 杉が多いと考えられる懸念 それは花粉です! 杉の花粉症でお悩みの方も多いのではないでしょうか。日本人の約3割が杉の花粉症といわれているそうです。春になると辛いですよね… その花粉対策のひとつが、杉の伐採や”無花粉杉”を植えるということがあげられます。”無花粉杉”は1992年に富山県で初めて発見されたそうですよ!無花粉の杉が増えたら、花粉症でお悩みの方も春が楽しみになりますね♪ 以上、「なぜ日本に杉が多いのか」「杉が多いと考えられる懸念」をお伝えしました。 杉の特徴を活かしつつ、考えなければいけない課題もあるということがわかりましたね。 木材は、循環型資源であり「再生が可能である」という素晴らしい特質を持っていて、伐採した木を有効活用することが大切です なので私はまず、身の回りの物をプラスチック製品から木製に変えるなど、木を暮らしに取り入れることから始めたいと思います ♪ 杉の商品はこちら ・木材博士になろう ~ 杉 part3 ~
2024-05-23 11:05:24
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